「100万回生きた猫」
著:佐野 洋子
この本は100万回生きた「とらねこ」が主人公の絵本です。
このとらねこのように
「死ぬのなんて恐くない」
そんな風に思ってた時期がある人は結構多いのではないかと。
それはきっと自分の事だけしか考えておらず、
大切なものに気づかずに生きているからではないでしょうか。
とらねこが100万回生きた中で巡り会った、100万人の飼い主たち。
みんな自分なりにとらねこを愛し、とらねこの死を泣いて悲しみました。
でもとらねこは飼い主を愛した事はなかったし、むしろ大嫌い。
だから死ぬのだって平気。
誰に愛されてもなんとも思わない。
そんなことを100万回も繰り返す。。。なんて傲慢な猫でしょう。
しかしそんなとらねこがたった1匹のしろいねこと出会い、
そのしろいねこを愛し、家族を愛し、ずっと一緒にいたいと願う。
ある日しろいねこが死んでしまったとき、はじめてとらねこは泣きます。
悲しくて悲しくて100万回泣きます。
愛するものや大切だと思うもの、守らなくてはいけないもの、
そしてずっと一緒にいたいと思う気持ちが芽生え、
その時、死や別れというものへの本当の恐怖が襲ってくるのではないでしょうか。
とらねこはしろねこと出会い「愛すること」を知り、もう二度と生まれ変わることはありませんでした。
人はみんなこの「しろねこ」に出会うために人生を生きているのかもしれません。
そんな風に思わせてくれる絵本です。
★Y・S★

著:佐野 洋子
この本は100万回生きた「とらねこ」が主人公の絵本です。
このとらねこのように
「死ぬのなんて恐くない」
そんな風に思ってた時期がある人は結構多いのではないかと。
それはきっと自分の事だけしか考えておらず、
大切なものに気づかずに生きているからではないでしょうか。
とらねこが100万回生きた中で巡り会った、100万人の飼い主たち。
みんな自分なりにとらねこを愛し、とらねこの死を泣いて悲しみました。
でもとらねこは飼い主を愛した事はなかったし、むしろ大嫌い。
だから死ぬのだって平気。
誰に愛されてもなんとも思わない。
そんなことを100万回も繰り返す。。。なんて傲慢な猫でしょう。
しかしそんなとらねこがたった1匹のしろいねこと出会い、
そのしろいねこを愛し、家族を愛し、ずっと一緒にいたいと願う。
ある日しろいねこが死んでしまったとき、はじめてとらねこは泣きます。
悲しくて悲しくて100万回泣きます。
愛するものや大切だと思うもの、守らなくてはいけないもの、
そしてずっと一緒にいたいと思う気持ちが芽生え、
その時、死や別れというものへの本当の恐怖が襲ってくるのではないでしょうか。
とらねこはしろねこと出会い「愛すること」を知り、もう二度と生まれ変わることはありませんでした。
人はみんなこの「しろねこ」に出会うために人生を生きているのかもしれません。
そんな風に思わせてくれる絵本です。
★Y・S★


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