この本では、「辛い」という心理状態を紐解き、『この辛い状態に対する心理を理解できれば、実際に今辛いと感じていることが少しは楽になる』という事を書いた本です。
この人生には、心理的に成長することで自然と消えてゆく苦労や悩みがたくさんある。そういった心理的成長を促す意味も、この本にはかかれています。
そのうちのいくつかの例を紹介します。
・目的のわからない困難は苦しみが倍増する
自分が苦しいときに人は、自分が苦しいということを忘れがちである。同じ状況でも自分以外の人は苦しいとは感じないかも知れない。同じ仕事をしていても、希望を持ってその仕事をしているのと、希望を失ってその仕事をしているのとでは、苦しさは違ってくる。
これは、「苦しみに満ちたを生活をいつまで続ければこの生活は終わるということがはっきりわかっていれば、現在の大変さもそれほど苦痛には感じない」という。これは、時間的展望があることで苦しみが強くなることを抑える効果がある。
・負けても腹を立てない人は本当の自分の欲求を知っている
争うことで時という貴重な財産を失うこともあるが、また戦うことを通して信頼できる人は誰かということを見つけることが出来る。人と争っているときに自分は何を失い、何を得ているのかということを忘れてはいけない。
戦いの中で自分が得ているものを忘れて、戦いに負けたことに腹を立てても滑稽である。怒りをもっているものには時に自分が得ているものを忘れる。自分は何が欲しいのか、それをはっきりさせておかなければ人生では腹の立つことが多い。
たとえ、争いごとで負けても、その争いごとを通して「信頼できる」人を得られればそれは大きく見て勝利である。長い人生からの視点、人生の意味というような視点からみれば、その争いそのことに負けても、もっと大きな世界では勝ってるということは、この世の中には沢山あります。
それは、大きな視点で争いごとを見られるようになると負けることにそれほど腹が立たなくなる。負け惜しみではなく、相手を憎まなくなる。自分が損をすることで卑劣な相手とこれから先かかわらなくて生きて行かれるというなら、損をしたことが得なのである。それは収穫である。
この本の内容が、少々心が痛い部分がありましたが、少し心が晴れた気がしました。
心の持ちようと言いますが、その言葉が当てはまった本だと思います。
M.M
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この人生には、心理的に成長することで自然と消えてゆく苦労や悩みがたくさんある。そういった心理的成長を促す意味も、この本にはかかれています。
そのうちのいくつかの例を紹介します。
・目的のわからない困難は苦しみが倍増する
自分が苦しいときに人は、自分が苦しいということを忘れがちである。同じ状況でも自分以外の人は苦しいとは感じないかも知れない。同じ仕事をしていても、希望を持ってその仕事をしているのと、希望を失ってその仕事をしているのとでは、苦しさは違ってくる。
これは、「苦しみに満ちたを生活をいつまで続ければこの生活は終わるということがはっきりわかっていれば、現在の大変さもそれほど苦痛には感じない」という。これは、時間的展望があることで苦しみが強くなることを抑える効果がある。
・負けても腹を立てない人は本当の自分の欲求を知っている
争うことで時という貴重な財産を失うこともあるが、また戦うことを通して信頼できる人は誰かということを見つけることが出来る。人と争っているときに自分は何を失い、何を得ているのかということを忘れてはいけない。
戦いの中で自分が得ているものを忘れて、戦いに負けたことに腹を立てても滑稽である。怒りをもっているものには時に自分が得ているものを忘れる。自分は何が欲しいのか、それをはっきりさせておかなければ人生では腹の立つことが多い。
たとえ、争いごとで負けても、その争いごとを通して「信頼できる」人を得られればそれは大きく見て勝利である。長い人生からの視点、人生の意味というような視点からみれば、その争いそのことに負けても、もっと大きな世界では勝ってるということは、この世の中には沢山あります。
それは、大きな視点で争いごとを見られるようになると負けることにそれほど腹が立たなくなる。負け惜しみではなく、相手を憎まなくなる。自分が損をすることで卑劣な相手とこれから先かかわらなくて生きて行かれるというなら、損をしたことが得なのである。それは収穫である。
この本の内容が、少々心が痛い部分がありましたが、少し心が晴れた気がしました。
心の持ちようと言いますが、その言葉が当てはまった本だと思います。
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