オススメ本の読書感想文をまとめました!本との出会いが大好きな仲間で綴ったブログです♪
本好き集まれ!!オススメ読書感想文ブログ 「得な性格 損な性格」 著:国司 義彦
fc2ブログ
人や自分の分析をしてみようと思い、この本を購入しました。
「性格は生まれつきだから、変えようがない」と考えがえがちですが、ちょっとした心がけ、気の持ちようで、人は見違えるほど「変われる」ことを書いていました。

自分は、どんな人で、どんな性格を持っているのか。その性格によって、どんな点で得をし、損をしているか。どうせ一度限りの人生なら、損な性格を少しでも改善して、楽しく、幸せで、充実したものにしたいと思います。


○損な性格とはどんな性格か?

・クヨクヨ考える→考えても仕方のないことは考えない

日本人は、他人がどう思うか、他人からどう評価されるか、みんなはどうなのか、と気を回しすぎる人が多いです。みんなと足並みを揃えるほうを優先して「自分の考えは後回し」という人が多く、また、これまではそのほうが何かと上手くいくことが多かった。しかし、国際化になり、企業や個人も、自分の考えをはっきり持つ「主体性」が評価されるようになったようです。

私もそうですが、考え過ぎるとそれに疲れてしまいます。過去の不安がインプットされてそれに怯えてしまうのです。ですから「そういうことに神経を使うくらいなら、もっと大事なこと、楽しいことに頭を使う」べきです。

・精神的プレッシャーを与える人に弱い→再度確認する、相手の話をよく聞く、共通の話題を探す

人によって苦手な人はそれぞれだと思います。見た目が怖い人や、年上、上司、真面目な人、不真面目な人。そういう相手に対して話をする時は精神的プレッシャーを感じるそうです。苦手なので余計相手に踏み込まない。私もそうなのですが、苦手な人とは極力関わらない、話さないことにしています。それが知り会い程度なら、大丈夫ですが、上司や取引先の場合どう対処するのか?

①おかしいと思ったら、口に出して確かめるようにする
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがあります。再度聞けばうざがられるか、バカにされるかもしれません。しかし、肝心の内容をとり違えて後で大惨事になるよりは、ずっとよいのだと心得て、あえて質問することが大切だと思います。

②相手の言うことをよく聞く
「聞く」ということは、相手の考えを知り、相手に対して「私はあなたの言うことをこれだけ尊重しているのです」という「意思表示」になります。「真剣に聞く」という行動、態度を通じて、こちらの誠意を相手に伝えるのです。

③共通の話題を探す
たとえば、同じ地元ということが分かっただけでも、立場や世代の違いを関係なく話が出来るようになります。同じ趣味や、食事の話題など、何かきっかけを探すことが大切です。

※他にも損な性格をまとめてみました。

・引っ込み思案
消極的で、自分の意思表示が思うように出来ない。積極的な仕事が出来ず、私生活でもせっかくのチャンスを逃しがち。

十分な準備をし、場数をふむこと。上手くしゃべろうとせず、自分の考えをまとめてから話すようにする。

・ギャンブルや酒にのめり込む
意志が弱いので「やめよう、やめよう」と思ってもやめられない

一人よりも、同じ問題を抱えている人とグループで励ましあって悪いクセを改める努力をする。また、価値のある目標や生きがいを見つける。

※知らぬ間に損をしている人

・出しゃばり、お節介な人
「自分は親切なことをしている。困っている人を見て黙っていられない」と援助の手を差し伸べる。だが、受ける側は、ときにはプライドを傷つけられた、と感じている場合もある。
また、親切のつもりでやっていることが、2人の仲をますますこじらせたり、当事者から恨まれることがある。

・地位、年齢の高い人
周りは気を使うようになるので、次第に本当のことを言わなくなる傾向があり、自分が周りからどう見られているか分からなくなりがちです。そうなると正確な情報が入ってこなくなるので、手を打つのが遅れたり、重大な判断を誤る恐れも出てきます。

率直に忠告、意見をしてくれる人を大切にするべき。そういう人を遠ざけると誰も本当のことを言ってくれなくなる。


○性格を直すためには

まず自分の短所に「気付く」

あまりそのことばかりにこだわらず、クセが出てきたら「いけない、いけない」と戒める

「価値あるテーマ」を見つけ、一生懸命に取り組むこと。そのうちに、悪いクセ(悩み、トラブル)は姿を消している

簡単ではありませんが、欠点のない人間なんていないと思います。なので「短所の少ない人間になる」ように心がけることが大切だと思います。
短所を長所に置き換えてみるくらいに、楽観的になるのも方法の一つです。

私なら
・へそ曲がり-独創的
・しつこい-慎重、念入り
・頑固-信念がある
・口下手-素直、嘘が言えない

少しプラス過ぎるかもしれませんが(笑)
性格は「直す」より「良い方向で生かす」べきだと思いました。たまに修正しながら、「いつもこれで良いのか」と反省する「謙虚さ」と持つこと。突っ走らないで、ときには立ち止まって、自分のやっていることを振り返りながら、生きていくべきではないでしょうか。
A.T
★クリックしてください★

スポンサーサイト



2008.02.04 Mon l 計画・分析 l COM(1) TB(0) l top ▲

コメント

No title
自分自身と照らし合わせて「性格」について考えてみました。長所・短所・謙虚さ・プラス思考・マイナス思考、色々なことを分析し、今の自分をを見つめ直すきっかけになりました。この本も是非読んでみたいと思います。
2007.12.07 Fri l ***. URL l 編集

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://book1002.blog121.fc2.com/tb.php/279-75ecc08c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)